

メディカルツーリズム
2000年代に入り、医療の国際化が進む中、最高の医療を求めるメディカルツーリズムが活発化しています。
アメリカやヨーロッパに続き、アジア圏における医療の発展に伴い、世界のトップレベルの医療技術とスタッフが集まるシンガポールやタイ、インドなどが注目されています。
日本におけるインバウンド対応体制
一方で、日本は世界有数の医療大国であるにもかかわらず、グローバルなメディカルツーリズムの流れの中では、出遅れているのが現状です。
2007年1月に観光立国推進基本法が施行され、国内でも中国の富裕層を対象としたメディカルツーリズムへ取り組みが活発に行われるようになりました。
しかし、医療機関や旅行代理店がメディカルツアーをするに当たっては集客方法、運用体制、安全・安心を支える仕組みづくりなど、まだまだ、課題は多い状態です。
事業化コンサルティング
医療機関が、継続的・安定的に海外の患者を受け入れ、1つの事業として確立するには様々な検討事項、対応事項が必要となります。
弊社では、多くの医療機関へのコンサルティングを通じて蓄積されたノウハウや、国内専門機関や海外の専門旅行会社とのネットワークを活用したコンサルティングを実施しております。
特に、中国の富裕層を対象とした最先端医療、および、美容医療に関しては、データベースマーケティングに基づく高い集客力を誇る専門旅行会社のネットワークを保有しております。
実績豊富な海外代理店の販売ネットワーク
弊社の強みは日本へのインバウンド実績の豊富な海外代理店を中心に美容や先進医療などの専門領域で実績多い国内外における強力なネットワークです。
実績に裏付けされる群を抜いた情報収集力や、海外の現地目線でのマーケティング&プロモーション戦略で安定的でかつ、確実な集客を目指します。
美容医療、先進医療への強み
美容医療、先進医療のマーケティング&プロモーションに強い現地代理店を中心に戦略的にネットワークを構築しています。
訪日ビザの代理発行が可能な、専門旅行代理店店を核として、OTAを含む一般旅行会社や、広告代理店だけでは実現のできない、医療機関の求める患者様へ的確なターゲティングと誘客を実現します。
マーケティングから誘客へ
海外マーケティングやプロモーションを行っても、実際に誘客ができなければ意味がありません。
現地のでビザの発行、利用しやすいツアーの提案、日本国内での周遊手段、外国人向けの充実したサービスの提供などが準備されなければ、安定的な誘客は難しくなります。
弊社では、戦略策定から、マーケティング、プロモーション、誘客、国内のオペレーションと、メディカルツーリズムの上流から下流まで、ワンストップで全ての課題へ対応を行うことが可能です。
メディカルツーリズム運用の課題
メディカルツーリズムが注目を浴びる中、医療機関の多くはその煩雑さから受け入れに消極的であるのが現状です。
適正な病態把握ができないままの入国手続き、適切な医療コーディネーター事業者の不足、費用徴収の課題。
経験と実績のない医療機関が独自にメディカルツーリズムを運用することはほぼ不可能に近いのが実情です。
安定的かつ確実な運用に向けて
患者様の要望・希望の確認、事前ヒアリング、現地でのビザの手配、患者様の都合などによる日程変更への対応、言語の問題など、膨大な事項への対応が必要になります。
可能な限り外部を活用するためには、対応すべき事項を洗い出すとともに、医療機関が対応すべき事項と、外部に委託できる事項を明確に分け、信頼のおける業務委託を行うことが必要となります。
弊社では、これまでの経験からこれらの業務設計のコンサルティングと、外部委託可能な業務の運営受託を通じて、医療機関の効率的なメディカルツーリズム事業の確立をご支援いたします。